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2016.10.04 大田垣 成俊
【健康食】酢玉ねぎで血液サラサラ【栄養学も少し】

どうも、スタイリストの大田垣です。

 

今日は健康食の話。

 

 

学生時代の友人には「生活能力がない」とか散々言われてきましたが、

 

 

案外、料理は出来ます。出不精で、整理整頓が苦手(物が多い)なだけで…。

 

http://ameblo.jp/prosol-ohtagaki/entry-12008132444.html

 

https://www.prosol.co.jp/itsukaichi/blog/4180/

 

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誰か、材料の買出しに行ってさえくれれば…。

 

 

んで、最近、よくお酒を飲むので、健康に気遣わないといけないと思いまして、

 

 

色々調べた結果辿り着いたのが、「酢たまねぎ」。

 

 

 

料理といえるほど手は込んでいないですが、この玉ねぎが凄いらしい。

 

 

 

調理法で変わる効果

 

玉ねぎに限らず、色んな食材がそうなんですが、

 

 

例えばゴボウとか、大根とか、縦長の根菜類は縦長に細かく切った方が良いとか、

 

細かく切れば切るほど、ビタミンCは増えていくとか、

 

加熱した方が良いとか、しない方が良いとか。

 

 

 

まぁ、色々あるわけですが、

 

 

 

今回、僕が「血液サラサラにしたい!!」という目的がある場合、効果的な成分が、玉ねぎに含まれる「硫化アリル」というものです。

 

(一度に摂取しすぎると、頭痛、胸焼けなどを引き起こすらしい)

 

 

切ったら目に沁みるやつの正体はこの「硫化アリル」が気化したものです。

 

 

 

ちなみに、切り方によって気化の仕方は変わります。

 

繊維に沿って切ると気化しやすく、

 

繊維を断つように切ると気化しにくい。

 

 

 

なので、沁みるの嫌な人は、まずは繊維を断つように切りましょう。

 

 

 

 

 

この成分の特徴としては、水に溶けやすい。気化しやすい。熱に弱い。

 

 

 

 

つまり、硫化アリルを摂取して、血液サラサラになりたい人は、

 

 

玉ねぎを水に浸けない。

 

玉ねぎに熱を加えない。

 

繊維を断つように切る。

 

 

 

以上の3つ。

 

 

 

酢玉ねぎは、繊維を断つようにスライスした玉ねぎに、

 

塩――少々

酢(何でも良いけど、自分はリンゴ酢)――浸かるまで

ハチミツ――酢が飲めるくらいになるまで

 

瓶につめて振って、2~3日漬けて、ちょいちょい食べてます。分量とか超適当です。

 

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酢も飲んで、玉ねぎも食べて、サラサラです。

 

 

 

 

滋養強壮にも凄く良いらしく、

 

はるか昔、ピラミッドの建設の際は玉ねぎを配られて、腰にぶら下げてそれを齧りながら作業していたらしいです。

 

 

 

 

 

加熱することで得られる効果

 

「え?じゃあ、加熱しちゃダメじゃん!」ってなりそうですが、

 

 

 

そういうわけでもなく、加熱すると、血液サラサラ効果は失われますが、

 

中性脂肪を下げる効果が出てきますし、単純に美味しくなります(笑)

 

 

 

というか、野菜は新鮮なナマでも美味しいですけど、基本的に加熱した方が旨みが出ます。

 

 

野菜にはグルタミン酸という旨味成分が豊富に含まれており、それは加熱することで飛躍的に増えると言われています。

 

 

その適温が50~60度

 

 

例えば、野菜は水洗いするのではなく、お湯で洗うと美味しくなります

 

 

調理の際は、蒸しが最適。

 

温度を上げすぎないように、ふたを少し開けて蒸すとか、レンジでチンするとか。

 

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肉とか魚とかは、イノシン酸という旨味成分。

 

 

これは生きているうちはなく、死んで時間の経過とともに増えていくものです。やりすぎたら食えませんが。

 

それを上手に利用したのが熟成肉ってやつですね。

 

 

 

このイノシン酸にも適温があって、80度くらい。だから焼くんですよね。

 

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火加減で迷う人はこれらを覚えてたら良いと思います。

 

 

 

炒めるときのフライパンの振り加減も、意味あるんか分からないですけど、

 

 

強火で肉はそんなに振らずに熱を通して、野菜はめっちゃ振って熱を調節して…とか意識したりもします。

 

 

でも、この熱の話をしたら、炒める順番とかも迷わないですよね?

 

 

 

野菜→肉だと、後から肉の旨味を出そうと思ったら、野菜に熱が行き過ぎて旨味が壊れます。

 

 

肉→野菜だと、先に肉さえ熱を通せば、あとは野菜に合わせて熱を下げていけば良いだけです。

 

 

 

層になっている料理も、どの部分に熱が、どのくらい行くのか…を考えたら、「旨味を閉じ込める」ってのがイメージしやすいと思います。

 

 

 

 

 

 

……とか言いつつ、最近、節約のために納豆キムチチャーハンと酢たまねぎばかり食べている僕です…。

 

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