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2016.05.12 大田垣 成俊
【特殊カラー】ホワイトシルバーに染めました。

どうも、スタイリストの大田垣です。

 

最初に言っておきます。

 

 

無加工です。

 

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お客様との軌跡

 

 

こちらのお客様はとにかく「白くしたい」という方。

 

1年以上前までは、色々な美容院を転々としていたらしく、

 

 

初めて来られたときは、白っぽくなく、暗めにくすんだ灰色でした。

 

 

聞くところによると、前の美容院では、「1回、青を入れて、色が抜けていくと白っぽくなります」と言われて、染めたらしい。

 

 

 

結果、数ヶ月過ごしても抜けず、残ったのはハイダメージの灰色の髪。

 

うーん。誰かは知らんが、やってくれたな…。というのが正直な感想。

 

 

最初は「灰色の部分は諦めて良いので、根元のびたところを…」ということで、

 

実際、その灰色の部分はこれ以上触れるのは危険だったし、放置。

 

 

他は白くしました。

 

 

お客様も驚きと実感。「今までで一番ちゃんと白い!」と。

 

 

2回、3回と来られるたびに、少しずつ配合を変え、よりハイクオリティな白さを求めていくにつれて、

 

 

 

「灰色の部分、どうにかできませんかね…」

 

 

僕もその頃には欲が出て、同じことを思っていたので、

 

 

どうにかして白くしました。ダメージ覚悟で。(了解の上で)

 

 

そうして、今まで転々としていたお客様が…、

 

 

むしろ「同じところに通うのって抵抗ないですか?」って当初おっしゃっていたお客様が…、

 

 

もうかれこれ1年以上、毎月来てくださいます。

 

 

 

毎回、その白さに喜んで帰られますし、元灰色部分のダメージと、僕がした部分のダメージを比較しても、

 

 

「ここに来て白くした髪は、ダメージの仕方も全然違いますね!」と。嬉しいお言葉。

 

 

 

 

しかもこれ、

 

 

ブリーチ、毎回1回しかしてないですからね。

 

 

 

完全に初めて「白にしたい!」って方は流石に2回はするけど、

 

 

こまめにご来店できて、白をキープしたい方ならブリーチは1回でいきます。頭皮いたわって。

 

 

 

その方は今、ひたすら伸ばしているので、カットはとりあえず放置しているのですが…。

 

 

欲が出て、元灰色の部分は切ってしましたい衝動が…w

 

そしたら、黄ばみのハイダメージ部分はゴッソリなくなるのに…。

 

 

グッと我慢して思う反面、お見送りの際、太陽の下でなびく、腰くらいの長さのその白い髪を眺めるのが、楽しみではあるんですが。