BLOGブログ

2026.02.13 梶上 有紗
1年間の施術を振り返ります!

こんにちは!アシスタントの梶上です(˶’ ᵕ ‘ ˶)

 

今回は1年間のモデル施術をまとめました。

 

この1年の写真フォルダを見返してみました。

 

普段は次の営業や練習のことで頭がいっぱいで、なかなかゆっくり振り返る時間がなかったのですが、改めて並べてみるとその時の空気感まで思い出します。

 

最初の頃は、来ていただく前から緊張して手順を何度も確認していました。

 

カウンセリングの言葉もぎこちなく、仕上がりを気にして鏡を見る回数も多かった気がします。

 

でも途中から、モデルさんとの会話を楽しめる余裕が出てきました。

 

髪の悩みだけでなく、学校やお仕事の話、休日の過ごし方などを聞くことで「この人にはどんなヘアが合うだろう」と自然に考えられるようになりました。

 

髪型はただ整えるだけでなく、その人の毎日に少し影響するものなんだと実感しています。

 

来ていただいた時の表情と、帰る時の表情が変わる瞬間を見るたびに、この仕事の楽しさを改めて感じました。

 

そんな変化も含めて、この1年のスタイルをまとめてみました。

 

最初の頃の課題

 

最初にぶつかった壁は「似合わせ」でした。

 

教科書通りに切ることはできてもその人に似合う形にすることが難しい。

 

同じボブでも

・丸く見える人

・広がる人

・重く見える人

仕上がりが全然変わってしまいます。

 

当時は

“切ること”に集中していて“なぜこの長さにするのか”まで考えられていませんでした。

 

ここから骨格と髪質を意識するようになりました。

 

骨格と髪質を考えるようになってから意識を変えたのは「長さを決める理由」を持つことです。

 

・首を長く見せたい

・小顔に見せたい

・扱いやすくしたい

ゴールを決めてからカットをするようにしました。すると仕上がりが大きく変わりました。

 

お客様から

「扱いやすい」

と言っていただける回数が増え美容師として少し自信がつき始めた時期でした。

カットモデル

 

ボブスタイル

 

 

肩下まで伸びた長さ。

 

毛先の厚みが不均一で、まとまりづらい状態でした。

 

中間から毛先にかけて軽さが出過ぎており、乾かすだけでは広がりやすい質感。

 

長さがあることで扱いづらさを感じやすく、日常のスタイリングに時間がかかってしまう状態です。

 

今回は思い切って長さを切り、扱いやすさを優先したボブへチェンジしていきます。

 

 

あごラインのボブにカット。

 

丸みの位置を低めに設定し、収まりの良いシルエットに整えました。

 

量感は削りすぎず、まとまるための重さを残しています。

 

乾かすだけで形になり、スタイリングが簡単になる設計です。

 

ボブは軽くすると広がり、重すぎると動きが出ません。

 

今回は扱いやすさと柔らかさのバランスを重視して調整しています。

 

このスタイルのポイント

・ばっさりカットで印象チェンジ

・丸みの位置をコントロール

・乾かすだけでまとまる設計

・スタイリング時間の短縮

ライフスタイルを変えたい方にもおすすめのスタイルです。

 

ロングスタイル

 

 

全体の長さは十分にありますが、毛先が薄くなりまとまりにくい状態。

 

中間から毛先にかけて厚みがなく、シルエットが縦に伸びて見えやすくなっています。

 

ロングヘアは長さがある分、少しのバランスの崩れでも

・パサついて見える

・重たく見える

・疲れて見える

印象になってしまいます。

 

今回は長さを活かしながら扱いやすく、動きの出るロングへ整えていきます。

 

 

毛先のラインを整え、低めの位置にレイヤーを入れてまとまりを残したまま動きをプラスしました。

 

重さを取るだけの軽さではなく、シルエットが綺麗に見える軽さへ調整。

 

乾かしただけでも自然に内に入り、巻いた時には柔らかい動きが出る設計です。

 

ロングは軽くしすぎると広がり、重すぎると動きが出ません。

 

日常で扱いやすいバランスを基準に質感をコントロールしています。

 

このスタイルのポイント

・長さはキープ

・毛先の厚みを補正

・低めレイヤーで動きをプラス

・巻きやすさと収まりの両立

 

ロングを綺麗に保ちたい方ほど定期的なメンテナンスカットが重要になります。

 

ミディアムスタイル

 

 

毛先のばらつきと、量感の不均一さが気になる状態。

 

長さは残っているものの、まとまりにくく乾かしただけでは広がりやすい質感でした。

 

特に中間〜毛先にかけて軽くなりすぎており、シルエットが縦に伸びて見えやすい状態です。

 

このままだと

・まとまらない

・ツヤが出ない

・綺麗に見えない

といった“長さがあるのに扱いにくい髪”になってしまいます。

 

 

今回は長さを大きく変えず、ラインを整えることを優先したメンテナンスカットを行いました。

 

毛先の厚みを揃え直し、量感は「減らす」のではなく重さの位置をコントロールしています。

 

軽くするのではなくまとまる軽さに調整することで乾かすだけで内に収まりやすい質感へ。

 

ミディアムは段を入れすぎると跳ねやすく、重すぎると動きが出ません。

 

今回は日常で扱いやすいバランスを意識し、巻かなくても形になるシルエットに仕上げました。

 

このスタイルのポイント

・長さはキープ

・毛先のラインを修正

・量感の位置を調整

・乾かすだけでまとまる設計

伸ばし途中の方でもストレスなく過ごせるようにしています。

 

くびれスタイル

 

 

くびれボブのお客様を担当させていただきました。

 

今回は「重く見せたくないけど短くなりすぎたくない」というご要望でした。

 

ボブはまとまりやすい反面、長さ設定を間違えると重たい印象になりやすいスタイルです。

 

そこで今回は、表面に少しだけ段を入れ、首元にくびれができるシルエットに調整しました。

 

ポイントは“軽くしすぎないこと”です。

 

量を減らしすぎると広がりやパサつきの原因になるため、毛先の厚みは残したまま動きが出るようにしています。

 

乾かすだけで自然に丸みが出て、外ハネにも内巻きにもできる長さ設定に。

 

スタイリング次第で雰囲気を変えられる扱いやすいボブに仕上げました。

 

顔周りは輪郭をカバーできるようにカットし、小顔に見えるバランスを意識しています。

 

巻きすぎなくても形になるので、朝のスタイリング時間を短縮したい方にもおすすめのスタイルです。

 

ボブの扱いやすさと動きのある軽さを両立させた、日常に馴染むデザインになりました。

カラーモデル

 

ナチュラルカラー

 

 

カラーはこの1年で一番「考え方が変わった」技術でした。

 

以前は

・赤みを消す

・明るくする

・流行りの色にする

という“色そのもの”を重視していましたが、モデルさんを担当させていただく中で、本当に大切なのは 髪が綺麗に見える色かどうか だと気づきました。

 

写真のスタイルは、明るすぎず暗すぎない柔らかいベージュ系カラー。

 

派手ではありませんが、光に当たったときの透け感とツヤが出るように調整しています。

 

特に意識したのは

  • 室内で暗く見えないこと
  • 屋外でオレンジっぽくならないこと
  • 色落ちが綺麗なこと

カラーは染めた直後より、1週間後・1ヶ月後の方が重要 だと考えています。

 

そのため薬剤は濃く入れすぎず、色素を重ねすぎないようにコントロールしました。

 

濃いカラーは一見綺麗ですが、退色したときにくすみや濁りが残りやすくなります。

 

逆に柔らかい色設計にすると、色落ちもベージュ系に抜けて長く楽しめます。

 

また、カットとカラーの関係も大切にしています。

 

重めのラインのスタイルには柔らかく見えるカラーを合わせることで、質感が軽く見えるようになります。

 

 

ブリーチカラー

 

 

ブリーチは「明るくする技術」ですが、

実際には明るさよりも ダメージコントロールが全て だと学びました。

 

強く抜けば色は入りやすくなりますが、髪の体力がなくなると仕上がりの質感が一気に悪くなります。

 

そのため意識しているのは

 

・無理に一度で抜き切らない

・履歴に合わせて薬剤を変える

・必要な明るさだけを作る

この3つです。

 

写真のスタイルは、1度ブリーチしたベースにカラーを重ねたデザインです。

 

オレンジ味を削りながら、くすみすぎないように調整しています。

 

ブリーチカラーは色味が派手な分、パサついて見えると一気にクオリティが下がります。

 

そのため、色よりも先に触ったときに柔らかく見える質感づくり を大切にしています。

 

また、色落ちもデザインの一部と考えています。

 

染めた直後が完成ではなく、1週間後 → 2週間後 → 抜けきった後

 

まで綺麗に見えるように設計しています。

 

黄色っぽく抜けるのではなく、ベージュ寄りに落ちるように補色を調整することで長く楽しめるブリーチカラーになります。

 

ブリーチはダメージのイメージが強いですが、

適切にコントロールすれば質感も保ちながらデザインを楽しめます。

 

この一年で、「色を入れる技術」ではなく髪の状態を見極める技術 だと実感しました。

 

ハイライトカラー

 

 

ハイライトのお客様を担当させていただきました。

今回は「明るくしたいけど全体ブリーチは不安」「派手すぎない変化が欲しい」というご要望でした。

 

ハイライトは単に髪を明るくする技術ではなく、立体感と柔らかさを作るデザイン だと考えています。

 

ベースを大きく変えなくても、入れ方次第で雰囲気を変えることができます。

 

今回は細めのチップを中心に入れ、自然に馴染むコントラストに調整しました。

 

太く入れると動きは出やすくなりますが、伸びた時の境目が目立ちやすくなります。

 

逆に細く入れることで、伸びても気になりにくく長く楽しめる仕上がりになります。

特に意識したのは入れる位置です。

 

表面だけを明るくするとパサついて見えやすく、内側だけでは変化を感じにくくなります。

 

そのため、顔周り・表面・内側にバランスよく配置し、結んだ時や耳にかけた時にも自然に見えるようにしました。

 

ハイライトはコントラストを強く出すよりも、自然に溶け込ませる方が日常では扱いやすくなります。

また、色落ちも重要です。

 

時間が経つとハイライトは明るく出てきますが、黄色く見えないよう補色を調整しています。

 

退色しても白っぽく柔らかい印象を保てる設計にしました。

 

ハイライトは一度入れると長く残るデザインです。

 

根元が伸びても境目がぼけやすく、頻繁に染められない方にも向いています。

 

さらに、巻いた時の動きが出やすくなり、スタイリングが簡単になるのも特徴です。

 

大きく印象を変えるカラーではありませんが、いつものスタイルを少し変えたい方にはとてもおすすめのデザインです。

パーマモデル

 

ストレートパーマ

 

 

ストレートパーマのモデルさんを通して、「伸ばす技術=真っ直ぐにすることではない」と学びました。

 

以前は、クセをしっかり伸ばすことが一番大切だと思っていました。

 

ですが、ただ真っ直ぐにすると不自然な質感になり、動きがなくなってしまいます。

 

特に毛先まで硬くなってしまうと、乾かしただけで“ピンとした髪”になり、扱いづらさが出てしまいます。

 

そこで意識したのは柔らかく収まるストレート を作ることです。

 

・根元は広がりを抑える

・中間はまとまりを出す

・毛先は丸みを残す

同じ薬剤を全体に使うのではなく、ダメージレベルやクセの強さに合わせて塗り分けを行いました。

 

また、アイロン操作も重要だと感じました。

 

強く挟んで伸ばすのではなく、熱を入れすぎないことで自然なツヤが残ります。

 

ストレートは一度かけると長く残る施術だからこそ、その場の綺麗さよりも 数ヶ月後の扱いやすさ を重視しています。

 

伸びてきたときに境目が目立たないこと、結んでも不自然にならないこと、巻いたときに動きが出ること。

 

日常生活で困らない質感を目指しました。

 

今回のモデルさんも、乾かしただけでまとまり、

手触りが柔らかくなったと実感していただけました。

 

ストレートパーマはクセを消すためだけではなく、毎日のスタイリングを楽にする技術だと改めて感じました。

 

この経験を通して、「伸ばす」ではなく 扱いやすく整える施術 を大切にしていきたいと思います。

 

この1年間、たくさんのモデルさんを担当させていただき、技術だけでなく「似合わせ」や「扱いやすさ」を深く考えるようになりました。

 

仕上がりが綺麗なのはもちろんですが、家に帰ってからも再現できること、日常の中でストレスなく過ごせることが本当に大切だと感じています。

 

カットは伸びた後の形まで、カラーは色落ちの過程まで、ストレートやデザインカラーも生活に馴染む質感を意識して施術してきました。

まだまだ勉強中ではありますが、一人ひとりの髪質やライフスタイルに合わせた提案ができるようになってきたと思います。

 

最後にモデルとして来てくださった皆様本当にありがとうございました。

 

まだまだ勉強中ではありますが1人1人に合わせたデザインを作れる美容師を目指しています。

 

これからも技術と提案力を磨き続けていきます。

 

もし美容室選びで迷っている方がいらっしゃいましたらぜひ一度お任せください。

 

ご来店お待ちしております!

 

カットモデル、カラーのお客様募集しております!

ご予約はミニモか、インスタのDMでお待ちしております(*^^*)

カット:0円

カラー:8800円→初回30%OFF6160円