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2016.06.12 大田垣 成俊
酒の席にて。

最近、飲みネタ多くて申し訳ないですが、相変わらず入り浸っております。

 

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行くたびに初めて見るお客様もいれば、

 

既に顔の見知った人も必ず1人はいたり、

 

 

とても楽しませていただいております。

 

「美容師ってキツイよなぁ…」って言われるけど。

 

 

で、大体は仕事の話になったりするのですが、

 

皆さん、男女関わらず、「美容師」という職業にはとても興味を持たれているみたいで、

 

 

それは良くも悪くも、どちらのイメージでも…(笑)

 

 

 

先日、お話した方は、男性で土木系の偉い方。

 

別の日には、男性で旅館の経営者。

 

 

どちらの方も、「あの仕事は、ほんまキツいよのォ~…」とおっしゃっていました。

 

 

業界的にも休みが少なくて、肉体労働だし…、その割には収支も大変だし。そりゃ、辞める人も多いよ。という感じ。

 

 

うん。間違ってはいないんです。否定できない現実もあります。

 

 

 

その中で、「続けられるのは、何でなん?」という質問があって、

 

 

正直、僕は「続ける選択肢しか、最初から持っていなかった」としか言えないし、

 

既に盲目的に「この仕事は素晴らしい」と思っちゃっている人なので、自分の思うその魅力をひたすら伝えてみました。

 

 

 

すると、「ほんまキツい仕事でしょ?」とおっしゃっていた2人が、

 

 

「かぁ~!!兄ちゃん、ごめん。そりゃ良い仕事だわぁ!羨ましい!!」

 

 

といった感じに(笑)

 

 

素直に嬉しいリアクションです。

 

美容師の魅力とは?

 

 

その方たちの感覚って、話していると、どうやら

 

(肉体疲労+精神疲労)×拘束時間に対する対価としての、=給料… という感じで、

 

 

そりゃそれなら、美容師って相当ハードだよなぁ…と思います。

 

 

(肉体労働+精神疲労)×拘束時間で言うならば、僕の中では、=給料+【アイデンティティに対するお客様の満足感】。

 

 

この【】が結構でかい。

 

まぁ、給料貰うに越したことはないけど…(笑)

 

 

実際に美容師をしていると、心が洗われるんですよね。聖人になった気分です。

 

 

担当させていただいているお客様で、好きじゃない方って、本当に1人も居ませんし、

 

 

逆も然りで、多分、担当しているお客様も、僕のことを嫌いな人は居ないでしょうね(笑)

 

 

 

 

好きだからこそ、予約を頂いた方に対して予め、

 

「多分、こうなっているだろうなぁ…」と想像して、

 

「どうしたらもっと綺麗に、楽になるかなぁ…」と本気で考えて、

 

実際に鏡の前では、そういう自分なりの気持ちや思いやりを込めて施術をする。

 

 

 

そこに対して、お客様の信頼とか、喜びとか、感動とかが伝わってくる時がある。

 

「いつも助かってます」「ありがとね」「ほんま良い感じ」「またお願いします」

 

 

これねー。すっっごい、嬉しいんですよね。クセになります。

 

 

でも、価値観が合わずに、逆に傷付けることもあって、そうやって、むき出しの気持ちでお客様と向き合うんです。

 

だからこそ、喜ばれた時が凄く嬉しい。

 

多分、若い僕が恥ずかしげも、迷いもなく、クソ真面目にそう言うもんだから

 

 

 

「そりゃ、辞めれんわぁ~……!!」

 

「20も歳下なのに、うわぁ、尊敬したわ。ほんまに」

 

 

してやったりw

 

 

自分「でも、道路とか作ったときに、『この道路が出来たおかげで凄く便利!』って反応も、やりがいなんじゃないですか?」

 

 

土木の方「でも、それ、別に誰も俺に言ってくれんけーね。おじさんも若い女の子に目の前で喜んでもらえたら…って思ったら……ええ仕事やなぁ…!!」

 

 

 

そういうことです(笑)