こんにちは!ヘアカラースペシャリスト、坂井泰平です^^
美容師として働く上で”白髪のお悩み”というのは一番相談されるお悩みかもしれません。
今までも数々の記事を書いてきておりますが、今日は白髪について詳しく、またその対策も書いていきたいと思います!
目次 |
・白髪の原因って?
・メラノサイトがメラニン色素を作らなくなる理由 ・白髪を増やさない対策とは!? ・白髪をしっかりと染めたいなら ・暗く染めるときのメリット&デメリット ・白髪を明るく染める! ・明るくすることのメリット&デメリット ・今まで以上に明るく育てる白髪って!? ・三毛猫カラー初心者のデザインはこちらです
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白髪の原因はこれだ!
さて、様々な理由が考えられますが僕が思い切ってハッキリと言ってみますが白髪の原因の多くは遺伝です。
諦めがつきましたか?笑
人間は遺伝子でできております。
体の見た目に関することはほとんどがその遺伝子によって決定されているようです。
しかし正直にいうと白髪の原因はまだ完璧には解明されておりません。
この記事にヘアカラーの理論的なことはかなり書いたのでまだの方はご一読いただけるとと思いますが、どうやらメラノサイトがメラニン色素を作らなくなることで白髪になるようです。
メラノサイトとは、メラニン色素を作る工場みたいな場所。
そこがサボるとメラニン色素を作らなくなるので白髪が生えてくる…という理論です。
ではどうしてメラノサイトはメラニン色素を作らなくなるのでしょうか?
メラノサイトがメラニン色素を作らなくなる理由
①加齢
人はどうしても加齢によって体の働きが低下してくるようです。
②栄養不足
髪の毛を作る栄養素はタンパク質です!
無理なダイエットなどをすると髪の毛や爪がボロボロになってきますよね?
タンパク質と同時にビタミン類などバランスよく取ることが大切です
③紫外線、酸化
紫外線による酸化も老化現象を進めてしまいます。
頭皮用の日焼け止めや日傘、帽子などで守りましょう!
ビタミンCを取ると酸化防止に効果があるということもあります。
④睡眠不足
睡眠時間の低下とともにホルモンバランスが崩れ白髪が起きるということもあります。
僕もどんどん睡眠時間が短くなっている身なのであまり大きい声で言えませんが6時間以上できるだけ眠るようにしましょう笑
7〜8時間程度が脳のためにもいいようです!
白髪を増やさない対策とは!?
①紫外線に浴びないようにする
②栄養満点の食事を取る!
上で書いたタンパク質、ビタミン意外にもカルシウム、ミネラル等も大切だそうです◎
③しっかりと眠る
そして、もう一つ大事なことは…
④ヘアカラーを頭皮につけない!これ大事!!
ヘアカラー剤は酸化染毛剤といって酸化させることで髪の色を変化させていきます
先ほど紫外線=酸化ということを書きました。
できるだけカラー剤を頭皮につけてはいけないということがお分かりいただけるかと思います。
なので…
美容院でのカラー塗布はもちろんですが泡タイプのホームカラーはもっての外なのです笑
白髪をカバーするために行っていたことがどんどん白髪を増やしていた…なんてことにならないようにヘアカラーはゼロタッチ塗布ができるサロンを選びましょうね!
白髪をしっかりと染めたいなら
さて、まずは白髪をしっかりと染めたい方へ
しっかりと染めたい場合は暗めのカラーを選びましょう!
具体的には5レベル〜7レベル程度までの明るさを選ぶと白髪をしっかりと染めることができます。
この辺りが5〜7Lvです(白髪染めではありません)
結構暗めですよね?
職業柄このくらいの明るさでなければいけない…という方はこういう感じがいいと思います!
ちなみに”白髪染め”といってもヘアカラーと変わらないくらい色味は豊富にあります!
黒く染めるだけの白髪染めの時代は終わりました。
僕のカラーテクニックではイルミナカラーなどの色合いも白髪をカバーしながら出すことができます♪
暗くするときのメリットデメリット
まずメリットはやはりしっかりと染まって安心ということ。
確実に封殺するので安心です。
かつ白髪の量が少ない場合は持ちがよく感じます!
特にトップや顔周りに少ないけどめくったら出てくるタイプの方(中の方が白髪の方)は伸びても気になりませんしプリンにもなりにくいのでオススメです♪
逆にデメリットとしては白髪とのコントラストがつきやすい
白髪というのは究極のハイライト(明るい髪の毛)です!
コントラストがつけばつくほど目立つのです!
下の図をご覧ください
薄黄色のところが白髪だとすると、左の濃い中と右の明るい中、どちらが目立ちますか!?
おそらくほとんどの方が左と答えると思います。
なので分け目や顔まわりに白髪が多い方は暗く染めると染める頻度を早くする必要があると言えます。
ちなみにうちの母は暗く染める派です
これからの時代は白髪を明るく染めて育てよう!
今圧倒的に人気なのは白髪も明るく染めることです。
一つは、今まで通りヘアカラーを楽しむ方法
もう一つは、今まで以上に明るくヘアカラーを育てる方法
既にご存知の方もいらっしゃるかとは思いますが、白髪染めといってもテクニックで今までと同様ヘアカラーを楽しむことができます!
具体的には明るく、透明感のあるヘアカラーも楽しめます♪
白髪染め=黒いという時代はとっくに終わりました。
明るく染めることのメリットデメリット
さて、まずはメリットですが
・おしゃれが楽しめる!
・白髪が伸びるのが遅く感じる!
・若々しくいられる!
といったところ
デメリットらしいデメリットは
・ダメージケアが必要
ということくらいでしょうか?
ダメージケアはこちらで完全にカバーできます
これは本当にすごい!
今まで以上に明るく育てる白髪って!?
さて、気になるこちら。
白髪=究極のハイライト
ということはご理解いただけたかと思います。
ではそのハイライトを活かすようなデザインカラーにするととっても素敵ですよね!?
将来的には白髪染めを一切使わず白髪を綺麗にデザインする
そういった方向に持っていくのが一番幸せなんじゃないかなと思います。お仕事などの制限がない場合は特に!
なぜなら白髪の原因は遺伝、加齢だから。
白髪に悩んで根本的に直すことを考えるのではなく、白髪を楽しんでファッションを楽しむ!というのがおすすめです☆
例えばこちら
三毛猫カラー!
白髪を白髪のままに
中明度、高明度のヘアカラーを重ねて作る究極のヘアカラーです♪
めっちゃオシャレですよね^^
もう少しナチュラルにしたバージョンがこちら
白髪は育てる時代へ….
最新の三毛猫カラー初心者はこちら
既に2回施術しております!
ハイライト&ローライトもいれて白髪を感じさせないヘアカラーデザインへ
ゆくゆくは完全に白髪染めをやめたいというお客様なので、育てる白髪染めでさせていただいております!
髪質改善カラーの効果も相まってめちゃくちゃ綺麗ですね♪
20代の白髪染め
僕の弟もそうですが20代の頃から白髪に悩む方も多くいらっしゃいます。
今回はアラサー女子のヘアカラーを
白髪率は5%くらいですがトップに目立つのが気になるということでした。
今回はトップ中心に細かいハイライトを入れて馴染ませるヘアカラーを施したいと思います!
ちなみに白髪染めは一切使用致しません!
オルディーブアディクシーの力だけで綺麗に染めます♪
仕上がりはこちら
ボブスタイルなので
極細ハイライト!
ブリーチはやや控えめの15Lv程度に抑えております。
もっと明るくもできるのですが褪色や職場の状況を踏まえてこの程度にしております。
明るくすればするほど白髪は気にならなくなります!
根本も綺麗に染まってます
今回は後ろに流すことで出てくるハイライトに◎
普通に下ろすとこの程度馴染みます。
ハイライトの入れ方はちょっとした変化で出方がめちゃくちゃ変わります!
同じくらいの角度で全然違いますよね!
ボブの方は表面にだけ数枚入れています。
外ハネロブの方は枚数はかなり多いです!
白髪は隠す時代からぼかす時代、そして活かす時代へ!
白髪を楽しく育てましょう♪
ご参考までに!
この記事を書いたのは…
PROSOL五日市店店長、坂井泰平
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