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2020.11.28 大田垣 成俊
【プライベート】たくさんの不運を乗り越えて、良いご飯を食べに行く。

どうも、スタイリストの大田垣です。

 

11/26、お休みをいただきまして、ちょっと良いご飯を食べに行きました。

 

L’Ermita(レルミタ)という、大手町、元安川付近にある、スペイン料理のレストラン。

 

店内撮影禁止だったので残念ながら料理の写真はありませんが、代わりといっては何ですが、食べログの情報と一緒に、簡単に僕の不幸を添えて、レビューをしていきます。(笑)

 

https://tabelog.com/hiroshima/A3401/A340116/34021605/dtlphotolst/1/smp2/

 

ちなみにお店の予約は10月末のタイミングでしておきました。

 

お店を予約した直後、歯が駄目になる。

 

①右下奥歯が虫歯になって歯が欠けたので、翌日治療。

 

お店の予約した数日後の11月の頭、ご飯を食べていたら、右下奥歯が欠けまして…。

 

痛みは全くなかったのですが、翌日、歯医者に行ったら、「虫歯が原因で欠けた」ということでした。

 

神経近くまで侵食されていたらしいが、「まだ若いから、一か八か、できるだけ神経を残して治療してあげたい」ということで、

 

虫歯を削って詰め物をして治療。痛みは出たけど、数日で一旦落ち着く。

 

 

②1週間後に痛み再発。

 

12日くらいから痛みを感じ始める。グッと噛むと痛む。

 

数日後から数日間、茶碗蒸し×ウィダーインゼリー生活。

 

詰め物が神経を圧迫しているのか、虫歯菌が残っていて、神経まで侵食してしまったのか。

 

 

20~22日(金~日)は夜も眠れなくなるほどの痛みに見舞われました。

 

③23日の月曜定休は、勤労感謝の日で祝日。

 

つまり、普通なら歯医者もお休み。

 

しかしここでどうにかしないと、一週間耐えなければならないし、良い食事も楽しめない。死ぬ。

 

広島市で祝日診療している歯科医は2件しかなく、朝、祈る気持ちで予約の確認をし、奇跡的に取れた夕方5時、五日市から宇品まで行きました。

 

④抜髄(神経抜く)。麻酔、声が出るほど痛かった。。。

 

結果的に神経がやられていて、抜髄することに。

 

「他の歯は、素晴らしいくらい綺麗にされてるのに、もったいない」と言われました。

 

この際に行う神経(付近?)の麻酔が、死ぬほど痛かった。

 

この世にこんな痛みがあるのか。拷問で歯を攻める合理性に納得しながら、5回くらい麻酔を打ちました(笑)

 

記憶の中で、歯医者で痛くて声を上げたことなかったけど、がっつり声でた。

 

⑤治療後3時間ほど、激痛に唸らされるも、ピタッと痛みがなくなる。

 

神経抜いたからって、すぐ痛みがなくなる訳じゃなかった。3時間くらいは激痛で、「うーーーうーーー」って言いながら、無理やり寝ようとしました。

 

その後は今までの痛みが嘘のように消えました。

 

歯が痛くないって素敵。これでご飯も行ける!!

 

もう二度と痛い思いはしたくないので、歯はマジで大切にすると心に誓います。。。

 

 

ここまでは歯の話。

 

 

歯だけではなかった。26日当日のアクシデント。

 

なかなかランクの高いお店ということで、料理の火入れ時間などのこだわりもあり、

 

 

 

このように予約時間の厳守が求められています。

 

 

 

自分が予約したのは、19時から。

 

「17時から出発し友人を拾い、ちょろっとGUに寄って服を見て、その流れで良いタイミングで店に向かう」

 

完璧な計画でした。

 

 

 

友人を迎えにいき、エンジンを切り、しばらく待っていると、、、

 

 

車のバッテリーが上がりました。

 

 

エンジンが付きません。焦ってJAF的な存在を呼びます。

 

「そちらへの到着が18時半くらいになるかと思われますがよろしいですか??」

 

 

よろしくない!!

 

でも、よろしくするしかない!!!

 

 

ただ18時半に来たとして、そこから街に19時は間に合わない!!

 

お店にありのままを連絡せねば!!!

 

電話対応時間 14:00~17:00

 

 

現在18時前。

 

電話出ん!!終わった死んだ!!

 

すがる思いでもう一度掛けてみると、奇跡的につながった。

 

 

「すみません、向かおうとしていたら、車のバッテリーが上がってしまって、遅れそうです。。。19時半過ぎくらいになるかと思います…。」

 

 

「そうなんですね。こちらもベストな状態で料理を提供するために、火入れの時間などを逆算して準備しておりますので、19時半に変更しておきます。

 

もしそこに間に合いそうになければ、改めて早めにご連絡ください。」

 

 

すみませんんんん!!!!!

 

JAF到着。バッテリーの状態。

 

JAF的な存在が18時半ぴったりくらいに来ました。

 

バッテリーの状態を確認してもらったところ、結構寿命がきているようで、充電するには2時間くらいエンジンを回す必要があるらしい。

 

それが不十分だと、1回エンジン切って、すぐ付けるなら良いが、時間が空くようだとまたバッテリーが上がる可能性がある。

 

なので、今からイエローハットとか行って、新しいバッテリーに取り替えたほうがいいですね。

 

今から!!!??終わった!!!

 

でもどうしようもないので最寄のイエローハットへ駆け込む。

 

ここで友人が使った裏技。

 

「新幹線の時間があるので、急ぎでお願いします!!」

 

 

食事とか待ち合わせとかではなく、新幹線のほうが本気で急いでもらえるらしい。

 

15,000円くらい吹っ飛んだけど、5分で交換してくれました。

 

現在、18時55分。

 

これなら19時半に間に合う!!!

 

地獄はここまで。あとは料理を楽しむ。

 

 

とはいいつつ、めっちゃヘコヘコしながら到着。

 

 

「大変でしたね(笑)」と笑顔で対応してくださったので、非常に救われました。。。

 

 

スペイン料理というと、パエリアくらいしかピンと来ていなかったのですが、そもそも、そういう感じではないらしい。

 

 

あくまでレストランであり、一般に溶け込んでいるスペイン料理の店は、バル。

 

 

和風居酒屋と、創作和食レストランの違いのようなものです。

 

 

 

スペインはヨーロッパの地中海に面した国で、スペインの中でも、山と海の幸に恵まれた地域であるカタルニア地方の料理をテーマとしているそうです。

 

スペインは侵略の歴史が多く、食文化に関しては、イタリア、フランスの特色をうまく取り入れているらしい。

 

たしかに、ワインとかでも、フランス、イタリア、スペイン産って盛んだし優秀だから、食文化も近いのは納得。

 

 

 

食材に関しては、地中海料理ともいえるように、魚介が多かった。

 

なんだかんだいって、地中海も温暖な内海なので、ぶっちゃけ瀬戸内海と条件が似ているのだと思う。

 

使われている海の幸は、牡蠣や小ぶりなイカのような、瀬戸内海を髣髴させるものもあった。

 

 

 

地域の特色とか、国や食文化の歴史など、興味がない人にはやかましいかもしれないけど、

 

こういう小話を聞きながら食べる料理は、個人的には結構好きです。

 

 

料理を出すタイミングや、ストレスなく口に入り、香りがたつ温度管理など、細かなこだわりや気配りを感じました。

 

料理も見たことのない形で出てくるものも多く、1品平らげるごとに「次はどんなのがくるのか」と、ちょっとワクワクしました。

 

 

 

シェフも、僕くらいの年齢のお客さんは少ないようで、新鮮だし、話も聞き上手だったようで、嬉しかったそう。

 

 

こういう良い料理を食べた後は、繊細すぎて物足りずに、なぜか家でカップヌードルを食べたくなる僕ですが、

 

今回はそんなことなく、運転で飲めなかった分、かっこつけてワイン飲んで寝ました。

 

 

 

とってもいいお店でした。またいつか行こうと思います。