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2020.07.24 大田垣 成俊
【派手髪ブーム??】ブリーチで作るブルーバイオレット

どうも、スタイリストの大田垣です。

 

五日市店は最近、ハイトーンカラー(ブリーチとかを使う明るいカラー)を希望されるお客様が多い気がします。

 

 

理由は簡単、ブリーチの神が居るから。(謎理論)

 

 

広島で【ホワイトブリーチ】ついに完成!ブリーチ2回で作るホワイトヘアカラーのやり方と料金や時間は?

 

とても読まれている記事です。

 

そんな仕事っぷりを間近で見させていただいているので、ある程度の考え方や工程を盗んで技術向上していくわけです(笑)

 

実際に昔、僕がお客様にしていたホワイトカラー

 

以前は僕もホワイトブリーチのお客様を担当していて、様々な試行錯誤を経て、改良に改良を重ねましたが、

 

 

↑ 実際にしていたホワイトカラー。

 

2年間くらい担当させていただいたあと、東京に行っちゃって、それ以降がっつりブリーチすることは減りました。

 

当時はまだ、ケアブリーチという概念が少なく、

 

「今の知識と薬剤があれば、もっとクオリティあげれたなぁ…」と感じずにはいられません。

 

派手髪のオーダー

 

最近、派手髪をよく見る気がします。

 

「鬼滅カラー」って言葉もよく耳にしていました。

 

自粛を機に、学校も休みだし…って理由でそういうのが流行したのかもしれませんね。

 

 

他にも、色んなところにインフルエンサーのような存在はあるようで、

 

K-POPから影響された派手髪だったり、

 

単純にインスタで漁った派手髪だったり、様々です。

 

今回の希望は青みのあるハイトーンの紫。

 

実際に見せられたのはこちら。

 

 

毛髪状況

 

根元の黒から、過去にしたブリーチによる金髪。

 

ただし、金髪部分は、縮毛矯正をされている部分があったため、2分割して考えます。

 

 

・根元の黒い部分はブリーチを2回。

 

・既に金髪の部分で、縮毛矯正がない部分は、やや減力したブリーチを1回。

 

・金髪で縮毛矯正の経験がある部分は、かなり減力したブリーチを1回。

 

 

そんな感じで、毛髪内での条件をなるべく近いものにしてから、がっつり色を乗せていきます。

 

 

出来上がったのはこちら!

 

 

 

※ 携帯で撮ったら、凄く青が強かったので、肉眼で見たものに近い色に加工しておりますw

 

 

凄く微妙なニュアンスのカラーで、かなり配合は迷いました。この辺はもう、感覚です。

 

実際、カウンセリングで決めたことは、

 

「写真のまんまにすると、色持ち3週間とか書いてあるけど、正直、そんなに持たないから、気持ち濃く入れていい?」

 

そちらの方が長く楽しめるだろうし。

 

 

青をどれだけ混ぜるべきか、紫が青に負けすぎないか。

 

そういう配慮をしながらのカラーでした。

 

結構、良い再現度だったのではなかろうか。

 

 

派手髪の注意点

 

派手髪のオーダーする際は少し気をつけないといけないことがあります。

 

・ブリーチの回数や、オンカラーなので、複数回のカラー料金になるため、高額(今回は¥30000弱)

 

・髪は当然ダメージする

 

・時間がかかる

 

・色落ちは早い

 

・希望の色味などは、事前に伝えておくことがオススメ(色によっては、薬剤を仕入れないと再現できないものもあるため)

 

 

 

そんな感じですね。

 

 

 

 

お客様、海とか行くかも…って言ってたので、全力で止めました。(笑)