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2020.06.12 大田垣 成俊
【乾かし方でここまで違う!】クセ毛の直し方の裏技

どうも、スタイリストの大田垣です。

 

前回に引き続き、クセ毛についてクローズアップをしていきます。

 

 

クセ毛の扱いの難しさって、クセ毛の人にしか分からないですし、

 

なんなら、クセ毛に悩む方は、「クセ毛の難しさが分かるだけで、扱うとか無理だわ」って方が多い。

 

 

 

これは僕が美容師になる前から、長年のクセの悩み、実体験から習得した、クセ毛の人に送るバイブルだと思ってください。

(正直、あまり知られたくない。)

 

※クセといっても、非常に強いものは該当しません。。。

 

他にも、湿気にやられたり、汗をかいたりしたら、効果を失います(笑)

 

あくまで、スタイリングで上手くいくための方法。

 

僕のクセにまつわるエピソード。

 

僕は美容院、嫌いでした。(笑)

 

理由は色々あります。

 

おでこ広いって言ってるのに、シャンプーした後、オールバックにされて案内されるし、

 

希望のスタイルの伝え方が分からなかったし、

 

おでこ広いって言ってるのに、「そんなことないっすよー」と言われて、結果、短くされて、スタイリング迷子になってるの伝わってくるし、

 

 

 

というか、大体、スタイリングで迷子になられ、ワックスの付いた手で延々と触られ、クセが出て、束になって、変な隙間になる。

 

そんなことが多かった。

 

結果的に大学では、美容院には半年に1回しか通わなくなり、間は自分で切っていた。

 

 

しかし、ごく稀に、「あ、良いかも!」という美容師に当たる。

 

 

クセ毛を扱うにおいて、上手くいく場合と、上手くいかない場合には、大きな違いがあることに気付いた。

 

クセ毛の乾かし方の間違った真実。

 

クセ毛を伸ばして乾かそうと思うと、どうしますか?

 

 

「引っ張って乾かしてください。

 

温風で引っ張って、そのまま冷風で冷ますとキープできますよ。」

 

そんな風に言われたこと、ありませんか?

 

 

これが間違いというわけではないのですが、これだけを重視するのであれば、30%くらいしか正しくないと思います。

 

これを鵜呑みにして実践したとき、こういう経験ないですか?

 

太い束になって、変になる。特に前髪。

 

 

僕はそれでした。美容師さんも説明しながら実践して、やたら手グシで引っ張る。

 

こういう乾かし方をされたら、「あ、たぶん今日のスタイリングは上手くいかないな…」と悟るほどに。

 

仕上がりはやはり不自然。

 

 

これ、おそらく、手の油分か何かが原因で、束になってしまうんだと思います。

 

 

ポイントは2つ。

 

①最初は温風を当てつつ、地肌をシャンプーするように指先でガシガシ擦りながら、激しく動かす。

 

 

②ある程度乾いたら、手グシは指先ではなく、指の付け根までガッツリと、色んな方向から地肌に手全体を沿わせるようにして通す。

 

(イメージ分かりにくいだろうから、探してみたら、なんか良いフリー素材があったw)

 

↓ こんな感じ。ただ、濡れすぎ。ある程度乾いてから。

これを右→左、左→右、下→上、上→下、斜め、色んな方向でガッツリやる。

髪をかきあげる日本人男性】の画像素材(11527813) | 写真素材なら ...

 

 

 

引っ張るのは最後の最後、残ったクセをチョロっと。

 

 

比較検証してみた。

 

case.あまり手を使わずに乾かした場合。

 

Before

 

After

 

 

case.①②を徹底した場合。

 

Before

 

After

 

 

 

 

引っ張ったりは全くしておりません。

 

でも、乾かすときにしっかり根元を動かすだけで、クセの収まり、ツヤの具合など、大きく変わります。

 

 

 

クセに悩まれる方は、一度、手で引っ張るメインの乾かし方はやめてみましょう。

 

激しく動かすほうが、乾かすのも楽で良いですよ!!

 

 

 

いい加減、髪伸びすぎなので、切りたいです。。。