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2020.01.08 大田垣 成俊
【正月呆け?】暇すぎて考えすぎて複雑な気分になりすぎた話

どうも、スタイリストの大田垣です。

 

正月って、みなさん何をして過ごしますか??

 

 

正直、とっっっても暇じゃないですか?

 

寝る。
箱根駅伝みる。
ラグビーみる。
ゲームする。
漫画読む。

 

 

僕が実家でやることってそんな感じです。

 

 

…家のこと手伝えよ…って感じですね(笑)

 

 

で、残念ながら、ラグビーは、母校の尾道高校は2回戦でシード校の京都成章に敗れ、

 

そのシード校も4回戦で最後の1プレーで劇的な逆転負けを喫しました。

 

 

駅伝は好き嫌い別れると思いますが、僕は結構観てて楽しめます。

 

昔は嫌でしたけど、ここ数年で面白さを感じてきました。

 

年ですかね(偏見)

 

 

まぁ、キッカケは結局、「奈緒子」って漫画なんですが、

 

 

駅伝の面白さは全てこの漫画から教わりました。(マンガワンってアプリで無料で見れます)

 

 

駅伝って2日合わせて10時間ほど。流石にずーーっとは観ませんが。

 

嬉し泣きにしても、悔し泣きにしても、重圧と闘って、努力の末の涙には、グッと来るものがあります。

 

 

例えば、

 

 

高校野球は、枠に投げれるか、打てるか、捕れるか、緊張感の極限状態。

 

ラグビーは、倒れる仲間を越えて、恐怖とダメージと闘う極限状態。

 

駅伝は、体力の限界と、責任と、孤独と闘う極限状態。

 

 

 

高校野球、最後に打たれ負けたピッチャーの涙にしても、

 

駅伝、ヘロヘロになりながらも、タスキを繋げられなかったランナーの涙にしても、

 

 

 

本人からしたら、その先何年もトラウマになりかねない内容なのに、

 

その悲痛なストーリーに、不謹慎かもしれないが、僕らは感動してしまいます。

 

 

 

しかし、人から与えられる感動は、よほど心揺さぶられない限り、明後日くらいには無くなっていることがほとんどです。

 

 

 

嬉しくて泣くとか、

 

 

悔しくて泣くとか、

 

 

ありますか??

 

 

って思い返したときに、「今、自分にそういう体験がないのは、成長を妨げているんじゃないか…」と感じさせられました。

 

 

 

 

最後に自分自身でそうやって泣いたのはいつでしょうかね。

 

 

 

僕の悔し涙は、一年目の頃、会社のワインドマニュアルテスト(パーマ巻くやつ)、

 

ワインドは他の同期は専門で2年間ミッチリやっていきたのに対し、僕は通信でその経験がなく、ほぼ手付かず。

 

スタートから明確な差があり、ほぼ毎日23時手前、最後の一週間は24時過ぎ、最長で25時過ぎまで残って練習したのに、

 

それでも一人だけ時間に入らずに、一人だけ落ちて、一人、みんなが帰った後も店に残って泣いたのが最後。

 

それでも8~9年前か。

 

 

 

嬉し泣きは、スタイリストになるための最終試験で、合格を貰ったときが最後。

 

 

そう考えたら、

 

 

「悔し泣きや嬉し泣きが出来るほど、目標を掲げて必死にやっている」って胸を張って言えることが、

 

今、少なくなっている事実がある。

 

 

「そんなもん、多くの人が当てはまる事だ」と言えば、それもまた事実だとは思いますが、

 

 

 

本気で何かに打ち込んで、その結果で泣いている当人の姿を見て、感動してしまいそうになる自分にモヤッとします。

 

身近な人や、好きな人、大切な人、仲間なら共感できるけど、

 

 

 

 

赤の他人の努力の結果で、赤の他人の自分が勝手に感動して、

 

 

 

その感動って、一体誰のものなんだ。って感じてしまう。

 

 

 

スポーツ選手って、「感動を届けたい」って優しく言ってくれるけど、

 

 

 

 

それを1日、2日とかで日常に戻してしまう自分も、

 

自分で感動できるほどの何かを成していない現在の自分も、

 

 

本当にいけないなぁって思います。

 

 

 

 

美容のコンテストでも、グランプリに選ばれて、

 

「えっ!マジで!!?(笑)」って感じで壇上に上がる人と、

 

もう既に泣きながら壇上に上がる人と、

 

 

見える努力のバックグラウンドが違うって感じた事もあります。

 

後者は本当に、コンテストに向けて勉強して、通過点にしても「賞を獲りたい」っていう目標があって、苦しみぬいて努力をしてきたんだろうと。

 

 

 

今の自分が何かに出て、仮に賞を獲ったら、泣けるのか?と。

 

 

 

まぁ、難しく考えすぎですけどね!!!!

 

 

こんな事書くつもりじゃなかったけど、

 

 

単純に「奈緒子」って言いたかっただけだけど、

 

 

考え始めたら止まらなくなりました(汗

 

 

 

少なくとも自分の努力の結果に、涙を流せる生き方をしていきたい。そんな風に考えすぎた、訳分かんない正月でした(笑)