2015.10.17
大田垣 成俊
知ってて楽しいカラーの話 その2(トナー技術)
今日はトナーという技術について。
お客様の間では、そんなに馴染みのない響きだと思います。
PROSOLの中でも、そんなやっているスタッフは少ないかなー。と。
やり方は以下の通り。
一回普通にカラーをして、染まったら薬を落として流します。
そのままの濡れた状態で、出したい色やニュアンスの薬剤を、手でクチュクチュ揉み込みます。
シャンプー台でやるので、ちょうどこんな感じですね。
5分くらい揉み込みます。
途中、お客様は画像の彼(ポックル氏)みたいに「あっ、あっ」って言ってても良いです。
…全力でスルーしますが。
効果は以下の通り。
【メリット】
髪の表面に強く色付くため、より鮮やかで、ニュアンスがかなり操作できる。
【デメリット】
髪の表面に強く色付くため、トナーによって入れた色は褪色が早い(1~2週間ほど)。
※トナーの前に普通に染めた部分は普通にもちます。
トナーの用途としては…
・ブリーチやハイトーンなカラーで明るくした毛に対して、低ダメージで色を入れたい。
・いつものアッシュやマットより、もっと透明感がほしい。
・いつものレッドやピンクより、もっと赤みがほしい。
・色の付いたグラデーションカラーをしたい。
などなど。
そんな、ハイトーンなカラーや、+αのカラーを楽しみたいお客様にオススメな技術です。
特に知ってて楽しいカラーの話 その1で書いた「色補正カラー」に現実的に近づけるためには、この技術が1つ、選択肢としてありますね。
「トナーカラー 髪」で検索すると、それっぽい色がたくさん出てきますよー!