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2025.12.12 中村 梨乃
巻き方一つで全然違う!ロッド&薬剤の勉強

こんにちは!アシスタントの中村です!

先日、パーマの教育がありました!

普段お客様の施術をアシスタントとして近くで見ることは多いのですが、実際に自分の手で巻く機会はまだ少ないのですごく楽しかったです!

今回はウィッグを使って、ロッドの巻き方から薬剤の塗布、ウェット状態・ドライ状態の変化までしっかり学びました!

 

①ロッド巻き

 

 

参考画像を元にここはどうやって巻かれているかを分析した後に実際に巻きました!

巻き方ひとつで、カールの強さや仕上がりの方向性が変わるので、正確さとスピードの両立が大切だと改めて感じました。

またロッドを縦にするか、横にするかでも仕上がりが全然違うので面白いです!

最初は髪の毛が短いとより手がプルプルして大変だったけど、巻き終わると達成感がすごかったです!

 

②ロッドアウト

 

 

こちらは薬剤塗布が全部終わってロッドを外した濡れた状態です。

濡れている時点でしっかりカールが出ていて、「巻けた!」って手応えが一気にきました!

ウェットの状態ではカールが細く見えるけど、コームの入れ方や髪の扱い方で仕上がりが大きく変わるので、繊細な作業だなと実感しました。

また今回はブリーチ練習をしたウィッグにパーマをかけました。ブリーチしている毛は負担がとても大きく、薬剤の作用が強く出てしまうと、切れ毛になったり、伸びたまま戻らなくなったりする危険性があります。

実際に施術している間も、

「大丈夫かな…ちぎれたりしないかな…」

とかなりドキドキでした。でも今回はウィッグだったこともあって、ちぎれたり極端に伸びてしまうこともなく、ちゃんとパーマがかかってくれて安心しました。ただ、これがもし本当の人間の髪の毛だったら、

同じようにいくとは限らないし、より慎重な判断が必要です。髪の状態を見極めて、できる・できないを伝えることも大切な美容師の仕事なんだと改めて感じました。

 

③ドライ後

 

最後にドライした後の写真です!

乾かしていくと、ウェットのとき以上にふわっとした質感と弾力のあるカールが出てきて、感動しました

スタイリングしたらまた違うふわっと感やカールが出て可愛くなるだろうなって思いました!

乾燥のさせ方や揉み込み方で見え方が全然変わるので、アシスタントでも常に学ぶポイントが多い技術だと改めて思いました。

 

パーマはロッドの巻き方だけじゃなくて、

薬剤・毛髪知識・時間管理・スタイリング

すべてが繋がって仕上がる技術だと再確認しました。

難しいところもたくさんあったけど、その分すごく楽しかったです!!! 

 

今回のパーマ教育を通して、改めて技術職の奥深さを感じました。知識を頭で理解するのと、自分の手で実際にやってみるのは全然違いました

先輩方の手元を近くで見て「こういう細かい配慮が仕上がりに繋がるんだ」と発見することも多く、練習を重ねないとなと改めて感じました。