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2020.03.28 大田垣 成俊
【スパの変化実感】実際の施術例、Before & After

どうも、スタイリストの大田垣です。

 

突然ですが、タイトルどおり、今日はとあるお客様のスパ施術例をご紹介したいと思います。

 

僕の脳内での事実、解釈や仮説を踏まえて、サロンワークでのリアルなご提案の風景だと思ってください(笑)

お客様への頭皮診断カウンセリング

 

まずはお客様の状態の現状把握をしていく。

 

お客様情報としては、

 

 

・使用しているシャンプーは、メンズ系の市販のもの。(洗浄力強め)

・運輸系の仕事で会社に泊まることもある。

・痒みは特に感じない。

・度の強い眼鏡

 

で、視診、触診したところ、

 

・頭皮はやや油性。

・髪は乾燥しているが、コシが弱く、まとわりついてくる感じ。

・頭皮の赤みが斑に目立つ

・頭頂部、前頭部周辺に硬さがある

・1回目のシャンプーで泡立ちが悪かった。

 

 

それを踏まえながら、実感していただくためにも機械を用いた診断をしていきます。

 

 

 

これらの要素からプロとして気になったトラブルと、その要因やら仮説やらをまとめてみます。

 

3つのトラブルと、その要因と考えられること(仮設)の洗い出し。

 

仮説なので、実際に質問してみて該当しなかったものは「×」。

 

該当していたものは「○」をつける。

 

 

トラブル① 油性肌

 

※シャンプーの洗浄力が強すぎて、乾燥しすぎることで、身体の仕組みとして油分を過剰に出してしまう可能性「○」

 

※短髪であることで、普段のシャンプー前後のお湯流しが足りない可能性「○」

 

※気にして触ることで、その刺激で油分分泌「×」

 

※短髪だから乾かさないことでの、過剰な乾燥からの、身体による過剰な油分補給。「×」

 

※仕事による生活習慣の乱れ「○」

 

※泡立たないまま無理矢理行うシャンプーによる洗浄の不足「○」

 

 

トラブル② コシが弱く、まとわりつく髪の質

 

※洗浄力の強いシャンプーによる髪への負担「○」

 

※乾かさないことでのキューティクルの損傷と、内部成分の漏出「×」

 

 

トラブル③ 赤みについて

 

※仕事による生活習慣の乱れ「○」

 

※眼精疲労「○」

 

※酸化した油分残りによる肌の炎症「○」

 

※仕事での身体への負担「○」

 

 

結論。

 

油性肌なのは、シャンプー前の流し不足から起こる、洗浄の不足。または、仕事による生活習慣の乱れ

 

髪質は、使っているシャンプーが合っていない可能性。

 

赤みは、油性肌と、それが日々洗浄不足による、酸化油(古い油分)からの炎症。

 

または、仕事による身体の疲れによる血行不良。

 

スパで対策していく!!

 

炭酸のシャンプーによる油分のクレンジングと血行促進をした後、ダメージケア目的の優しいコラーゲンシャンプーによる補修スパ。

 

その後の頭皮用トリートメントによる保湿。

 

眼精疲労が感じられる側頭筋(耳まわり)を中心とした筋肉マッサージと、前頭筋の引き剥がし。

 

圧迫マッサージによる血行促進。

 

 

特にその辺の意識をしながらスパをしました。

 

アフターはこちら。

 

 

 

全然違います。

 

赤みが完全に取れました。

 

赤みが関係している項目の、「髪年齢」に大きな変化が見られます。

 

水分は乾かす前に計測したのと、油分はちゃんとシャンプーしているので当然の結果(笑)

 

 

点数以外でも、使うアイテムによる乾かした後の髪質の違いも実感されていました。

 

 

 

後は黄くすみですね。

 

これは、頭皮の酸化によるもので、老化の原因になります。

 

規則正しい生活はもちろん、抗酸化力のある食べ物の摂取も手段。

 

当店では、コラーゲン系のヘッドスパが有効です。

 

次回来られたときの状態で、改善が見られたら、このあたりの改善に着手しようかと思います。

 

 

美容師に頭皮診断してもらおう。

 

頭皮の問題、髪の問題は、自覚しにくく、

 

ネットで見ても、表面をさらっただけの解決法ばかりで、

 

自分が本当にすべきケアが分からないってことは、多いと思います。

 

 

正しいのか分からない。

 

効果もすぐに感じないから自信を持って続けられない。

 

 

そんな方は、本気で診断して、自分を知ってみませんか?

 

デザインを作るのは勿論、

 

新たな発見や、日々のケアのサポートも、僕たちのする美容の仕事の一貫で、

 

生活のデザインってことでお任せください!(笑)