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2016.01.23 大田垣 成俊
【頭皮に付けないカラー】ゼロタッチ練習風景【動画】

今日はカラーのお話。

 

頭皮と髪、どっちが気になりますか?

 

 

 

ご来店いただいているお客様の半分以上はカラーをされています。

 

カラーのできない高校生までの方を除くと、ほとんどの方がされています。

 

 

カラーを塗ってもらって置いている時間に、痛くなったり、チクチクしたり、シャンプー後に痒くなったり…

 

 

そんな経験はないですか?

 

 

結構、経験あっても「このくらいなら我慢できるから大丈夫!」とか思って、スルーされる方も多いと思います。

 

 

 

でも、個々の意識とは裏腹に、身体は負担がかかっています

 

 

 

 

「まだ大丈夫」と思っていた虫歯が、気付いたら神経までいってた…。そんな感じです。

 

 

 

実際にストレートに「髪と頭皮ってどっちが気になりますか?」とお客様に聞いてみても、髪の方が断然多い。

 

 

カルテの悩みチェック欄にチェックが付くのも、「ぱさつき」「広がり」など、髪のことがほとんど

 

 

頭皮は?と聞いても、「見えないし、自分じゃ分からないから、ピンとこない」という意見が多数

 

 

身体と意識は矛盾を起こすことがある

 

 

身体と意識は時折、相反します。

 

美味しい食べ物が、身体にとっては悪いように、

 

髪は死滅細胞と言われていて、切れ毛や抜け毛は、身体にとって痛みなんてないんですよね。

 

 

 

髪の毛切れて、痛覚があったら、それこそストレスで禿げそうです。

 

 

 

そのくらい、身体にとっては髪の毛なんてどうでもいいんですよね。

 

 

それよりも頭皮。少しの「チクチク」とか「痒さ」ですら、身体にとっては刺激です。

 

 

その刺激から受けたダメージを治すために、身体にとっては割とどうでもいい髪の毛に行くはずの栄養を奪います。

 

 

 

そこから起きる、髪の毛を作り出す細胞の栄養不足が、

 

 

白髪の誘発、細毛、抜け毛の原因の一つ。

 

 

 

特に白髪染めに関しては、僕も頭皮にベタベタ付けるように教わりました。

 

それが従来のベーシックなはずです。

 

 

しかし、勉強をすればするほど、それが頭皮へのダメージに繋がる事を知り、「お客様の悩みを増やしてしまっているのは美容師だな」と気付き、

 

 

 

 

その根本を変えるのが、「ゼロタッチ」

 

 

頭皮のケアが、結果的に髪のケアにも繋がります。

 

スパをした後のツヤ感やボリューム感を見ても、それはかなり実感します。

 

 

 

ゼロタッチとは…

 

やっと本題。

 

 

 

ゼロテクとはカラーの塗り方です。

 

まず、頭皮に薬を付けません。それが頭皮のダメージ抑制になり、白髪の誘発、細毛など、髪の成長を妨げる予防になります。

 

 

結果、繰り返ししていくと、髪が根元からハリコシが出て、ツヤも出てくる。頭皮の不快感もカット。

 

 

肝心の染まり具合も、ベタベタに塗るのと変わりないです。

 

 

 

ただ、簡単ではない。それだけのことです。

 

 

なので、練習。ゼロタッチ導入の代表として、スタッフ集めて月2回の勉強会です。

 

 

その風景をどうぞ。

 

 

 

 

PROSOLのホームページにも、今後、ゼロテクに関するコンテンツを設ける予定ですので、そちらも楽しみにしておいてくださいね♪