こんにちは！ヘアカラー職人、坂井泰平です^^
日々THROW、アディクシー、イルミナカラー、オルディーブクリスタルを屈指してオシャレなヘアカラーを爆誕させております
アッシュ系が流行って早５年以上
もともと赤味の多い髪をもつ日本人のアッシュへの憧れはとどまることを知りません
アッシュ系のヘアカラーに大切なことは？
先ほども書いたように日本人の髪は”赤味が多い髪質”です。
ブリーチをしても赤〜オレンジの領域になってしまうのもこれが原因
もちろん個人差はあります
外国人風ヘアカラーに一番大切なことは赤味を削りアッシュが入りやすいベースを整えることです。
今はイルミナカラーやオルディーブアディクシー等いいカラー剤もでているのですがやはりカラーに大切なのはアンダーを整えることです
アンダーを整えるって？
アンダーって一般の方にはよくわからないと思いますがめちゃ簡単に言えばカラー後2〜3ヶ月後のカラーが抜けた色のことです。
つまり染料が残ってない状態の地毛の色
黒い髪を明るく染めるためにカラー剤はまず、メラニン色素の破壊をしています。
メラニン色素を破壊することで髪の毛は明るくなるんですね
メラニン色素の破壊度合いで1Lv~20Lv(黒〜白）と明るさのレベルが決まってます
1〜5Lv ブルー〜赤領域
6~10Lv 赤〜オレンジ領域
9~13Lv オレンジ〜イエロー領域
13~17Lv イエロー〜ペールイエロー領域
18~20Lv ペールイエロー〜ホワイト領域
ってイメージです！
なので13〜15Lv程度まで一度明るくすると髪の毛のアンダーに赤味がなくなってきてアッシュ系のカラーが綺麗に入りやすいんです！
めちゃこだわってカラーを続けているお客様
以前もご紹介しました
こちらのお客様。
この色、施術、メチャクチャ気に入ってくださってまして3回目の施術になります。
まずはビフォーから
グラデーションカラーを繰り返しているので根元は暗く毛先は明るい状態です
この写真では少しわかりにくいかもしれませんが1回目はハイライトも入れてます。
前回は
こちらです
パーマもいい感じに残ってますね♪
暗い部分にアッシュを入れるには
先ほどアンダーのお話をしたと思うんですが暗めの髪に暗めのアッシュって入りにくいんじゃないの？
という疑問がわくかと思います
そう、そうなんです。通常のカラー剤では確かにアッシュは弱くなります
僕が出したいのは根元から自然に生えてきたかのような赤味を削ったアッシュ…
赤味を抹殺する！！！
と言えば…
そう
最強、オルディーブアディクシーですね！
ハイライトって入れたら黄色くなるのがいや…
まずはアッシュのベースが綺麗に入る条件が整いました。
では立体感やアレンジした時にオシャレにするためにハイライトを入れていくんですがブリーチを使ったハイライト、これは黄色っぽくなってしまいます
悪いことではないのですが黄色が入るとアッシュ感が減ってしまいます。
そこで僕はトナー施術を選択しました！
トナー施術！？
トナーとは、シャンプー台で染めるカラー施術です。
メリットはダメージが少ないこと
短時間で施術できること
ハイライトの部分にも色を入れることができる
ってことです！
もちろん先にハイライトだけ施術後カラーをすることでハイライト部分にも色を入れることもできますが時間がかかります
また染めたてハイライトの部分に色がよく入って馴染みすぎてしまう
というデメリットもあります
今回もグラデーションカラー＋ハイライト施術後にシャンプー台でトナーをさせていただきました！
仕上がりです
まずは店内で
メチャクチャ綺麗ですね！！！
アッシュ感がすごいです
自然光でも見てみましょう
あ、これ圧倒的アッシュですね
赤味0。封殺完了！
1色で染めるヘアカラーでは成しえない領域の外国人風アッシュカラーとなっております。
外国人風ヘアカラーを手に入れるためには！？
まとめですが
まず大切なことは
①アンダーを整える
ブリーチなしでも14Lvまでは明るくすることもできます！
黒髪や暗めのカラーから綺麗なアッシュ系にするためには一度明るくしてから希望の明るさに染めるダブルカラーをおすすめします！
②なりたいイメージの写真を用意する
カラーって曖昧なものです。
実は同じ人に全く同じ薬剤を使っても全く同じ色にはなりません。
それはアンダーの違いや残留カラーの違いにかなり左右されるからです
なのでやりたい色がある！というかたはご遠慮なくお写真をご用意ください^^
③黒染めをしない
えーっとこれは盲点かもしれませんが黒染めしてるとかなり難しいです
黒染めには赤味がたっぷりと入っているので明るくなりにくいですしなったとしても赤味がかなり出ます。
アッシュは真逆の色なので1度のカラーでは綺麗にならないのです…
染めるためにはやはりブリーチが必須となりますがダメージも伴いますしそれでも赤味が出たりします
詳しくはこちらを
仕方ない場合もありますが場合によっては暗染めという選択肢も
こんな感じで黒に見えるように染めても
お客様は違いますがこんな感じでカラーチェンジできます♪
ということで外国人風ヘアカラー
いろんなやり方がありますので髪の状態に合わせて丁寧に対応させていただきます！
ぜひぜひご相談くださいね☆
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